Q.同じアガリクス茸の製品同士またアガリクス茸と他のキノコなどと比較した「ベータ−D−グルカンの濃度や含有量の多寡論争」を耳にしますが、どのように考えたらよいですか?
そもそも「ベータ-D-グルカンの含有量」の多寡論争は、測定法の問題とその結果比較に起因しています。現在、キノコに限らず食品等の含有ベータ-D-グルカン量の定量には通常「酵素法」が用いられています。
しかしこの方法は、化学構造的分類に基づくベータ-D-グルカン量を測定するものです。多くの市販アガリクス製品で謳われているベータ-(1-3)(1-6)D-グルカンそのものの定量ではなく、ベーター(1-4)Dグルカンであるセルロース(紙のことです)などキノコの天然物に多く含まれるグルカン類の総量を定量しているに過ぎず、これによる定量値はあくまで一応の目安に過ぎません。 したがって、ベータ-D-グルカン総量の多寡が必ずしも品質グレードを決めるものではなく、また決して作用力や有用性を左右するわけではないと、私たちは考えます。
■アガリクス茸の作用の主たる物質は、「ベータ-D-グルカンおよびその他の有用物質」であるとみられています。そこで世上今なお、「ベータ-D-グルカンの濃度や含有量の多さ」を盛んに強調するWebサイト、バイブル本や雑誌、冊子などの商品広告や宣伝文句が、よく目に入ります。
■β-D-グルカン総量やベータ-(1-3)(1-6)D-グルカン含有量を、科学的に論じるのであれば、共通の菌株や菌体を用いたりあるいはそれを特定したりして、その上で最新の機器分析装置を使って測定し分析して行なわなければ比較する意味はない、と私たちは考えています。
■私たちの商品は良質のβ-D-グルカンを含有する菌糸体100%ピュアをたっぷり配合しておりますが、敢えて、その配合量やβ-D-グルカン量は表示しないことにしております。なぜなら、測定法などに問題があって正しい測定による比較ができないと考えるからです。
■βグルカン量の測定問題については、別項をご覧下さい。
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